昨日の続きの、ちょっとまぬけな話です。

発症する10年ほど前のこと。

野獣の仕事の都合で、春に引っ越して迎えた初めての秋。
ちょうど、オウムの松本サリン事件のあった年。

外に出ると異臭が・・・

なともいえない不快なニオイ。

どこから漂ってくるのか、外に出るとそれは強烈に
おいらの鼻を刺激したのでありました。

「なんじゃこりゃぁぁ。異臭がするうううう!」

慌てて市役所に電話をして、来てもらったけれど、
彼らには何も匂わない。

周りを見回しても、(+¬д¬)ぁゃιぃ ものもない。

ちょっとギャル文字と顔文字あわせてみた。いらん?

「何もないですねぇ、また何かあったら連絡ください」
「はい・・・」(おっかしいなぁ。ニオうんだけどなぁ)

変なニオイはするものの、具合が悪くなるわけでもなく
(まだ発症する10年以上前だったしね・・)
その後、数日したら消えてしまったので忘れていました。

翌年の秋

「異臭だ!!!!また、あのニオイだっ!!」

と、騒ぐ私に野獣の一言 

注)野獣とは私のCSに多大なる協力と理解をしてくれている夫です。
ひどいしうちしてます。

「ああ、これは金木犀だねぇ」

「!!!!」

お隣に、こーんな花が満開になっていました。

化学物質過敏症は、化学物質だけがダメというわけでは
ありません。

天然のものでも、苦手なものがあります。

私が苦手なのは、秋の訪れを知らせる金木犀。

そして、無知な自分にちょっぴり赤面する出来事だった
あの金木犀異臭騒動

市役所の方、ごめんなさい。

まぬけとゆーか、人騒がせな話でした。