過敏症は気のせいではないですが、
気の持ちようで回復のスピードが変わります。
今苦しんでいるCSさんからみたら、そんなこと
無理って思うかもしれませんが、少なくても私は
そうだったし、多くのCS仲間もそう言っています。
今はそう思えなくても、いつかきっとそう感じることができるから
どうか希望を捨てないでください。
なーんて、言いながら一昨日店で体調悪くなり、ヒーヒー
言いながらいつもより早くに閉めて、昨日1日ぶっ倒れて
いた私。
電磁波浴びすぎかな、ちょっと無理しすぎたようです。
そして裏の新築工事が着々と自宅真裏に建ちはじめ
目張りをしているとはいえ、少ーしずつ、空気感が
悪くなっているのかもしれません。
お散歩さぼったり、生活時間が狂ったり、体を動かしてなかったり
体調が崩れる時は必ず自分にも思い当たる節があり、ひとつの原因だけで
ないことはわかっているので、
「かも」という表現にして決めつけないようにしています。
ちょうど大規模工事真っ最中ということで、しばらくは
「ここいら店長のCS的気持ちの移り変わり」
シリーズを綴っていきますね。
1年前の、寝室からみた景色。
1年前の今頃はまだ林が残っていました。
切られるとわかって残り少ない日々を木々立ちに
「今までありがとう」と、声をかけていました。
もみの木ベット、気持ちいいです♪
木を迷っているなら、VOCが一番少ないもみの木が
お勧めです。
こんなに恵まれた家に住んでいることがありがたい。
そう思えるようになったのは、CSが回復してしばらく
経ってからのこと。
それまでは香料臭を探しては文句ばかり、都会の空気に
耐えられず、気持ちは田舎にむいていました。
「あって当たり前」で、しまいには6月の花咲く頃には、
「栗の花が臭くてやってられん!」と文句たらたら。
確かに栗の花ってすごいんだけどねー
回復していくと共にそれも楽になってきたことを実感できて
よかったです。
自然が教えてくれたんだねぇ。
そして、栗も、百日紅も、椿もすべて切られ。
1日だけ窓からみていたんだけど、木を切られる度に
胸が痛かった。。
そうして、お婆さんの家が壊され、木が切られていくのを
日々見ながら、少しずつ、私ひとりの思いや力では、
どうにも
「変えられないこと」を受け入れる準備
をしていきます。
と、反対側のお家のお爺さんが施設に入ったまま戻らず
売りに出されることに!!
後日談ですが、売ったその日にお爺さんが息を引き取ったそうです。
この界隈では変わりものだったお爺さん。夫と義母だけが仲良くして
いたのですが、晩年は認知症が入り、おしっこのニオイつけながら
「携帯のかけ方がわからない」などど時折家にも来ていました。
義母は「味噌汁をつくってくれ」と頼まれ、汚くなった家に入り
世話を焼き、昔ながらのご近所付き合いをしていました。
施設に入ってから家を壊すまでの2年くらいは、庭先にところ狭しと
あったイチジク、梅、柿、ぶどう、をふんだんにいただきました。
農薬も使われてなく、どれも美味しかったです。
↓ オレンジが我が家、緑が売りに出された家。
右側が26軒の新築工事部分。
新築工事両ばさみ!!!
そして、空き家も建て替えという声が!
(心の声) イヤーちょっと待ってよ。
そりゃーないぜっ、ふ~じこちゃ~~ん
いつやるの? 今なの? 教えてトライの林先生
あれ?ハイジと混ざってるね TV見てない人すみません。
(心の声) 絶対!! 無理。乗り越えられない。
ありえないでしょ。大規模工事だけでも大変なのに。
ブログじゃぁ
「過敏度上がっても下げればいいだけ」
なんて言ってるけれど、こればっかりは無理。
せっかく回復したのに、再発したらどうするっ
トンズラするしかないわっ
いや、もう絶対、逃げるしかない。無理げーー
と、逃げ場を探しまくりました。 逃げ場探し編もそのうち・・・
なーんて、心の叫びは届かず、確実に工事はやってきます。
幸いなことに、他のCS仲間から業者さんとのやりとり
方法を教えてもらい、施工業者さんの評判がCS的には
まずまずだったので助かりました。
業者さんとのやりとり
これも長くなるので今回はざっくりと。
説明は後日ブログにまとめて書きますね。
◎ 施工業者に電話、監督さんと連絡とりたいと伝える。
◎ 工事現場監督さんと会って話す。(家まで来てくれます。)
◎ CSのことを伝える。自分の体の都合で目張りや換気扇
など回さないようにしたいので、施工日や時間を教えて
もらえるようお願いする。
◎ なにが影響あるかを伝え、そこに何を使うか聞く。
(私は、土台の剥離剤、シロアリ防蟻剤、防水工事、塗装)
◎代替品が可能かどうかお伺いを立てる。
◎ 電話番号だけでなく、メールアドレスを聞いてメール
でやりとりできるようにもしておく。
昨年7月に、反対側のお宅の新築が終わりました。
正味10日ほど友人宅にトンズラしていましたが、6月から
はじめた指圧と、畑仕事で土を触ること、欠かさない散歩と
生活時間の改善、感謝する気持ちを育てることなどメンタル
部分も含めて、自分にできる思い当たることをすべてやりきり、
なんとか悪化することなく、1軒の新築は乗り切りました。
そしてそれが「乗り切った」という
自信につながることに。
この写真は、昨年10月頃かな。
2階の猫の額より小さい踊り場?から撮っています。
見たことある人はうなずいてくれる、
踊ったら確実に落ちるので踊ってはいけない踊り場です。
すっかり木が切られ、塗装が入り。
この時点では、体調まずまず、
逃げ場探し編にも綴りますが、すったもんだして、
今年に入って
ようやく
「できるだけ、家でやり過ごす」 という
選択をしました。
受け入れられるまでには、心の移り変わりはまだまだ
続く。