ベビーマグちゃん
※マグちゃんに関しまして 消費者庁より広告・説明内容等に相違があるという判断が下されました。それに伴い広告・商品説明については取り下げました。ここいらでは、多くの方に愛用していただいているものであり、販売は継続してまいります。マグちゃんを愛用してくださる皆様にはご心配おかけして申し訳ございませんでした。
化学物質過敏症のお洗濯になくてはならない、竹の湧泉とマグちゃん。そのマグちゃんの広告・説明内容等に相違があると判断が下されました。
ここいらfacebookページで、お客様より「よいものであることは皆さん理解して使っていると思いますが、更にさらに「すご~く良いもの」であると誤解される表記が含まれていた事に対する注意です。」とコメントをいただきました。
そして販売中止になるのなら買い占めたいとのお言葉も。ありがとうございます! お友達やまわりの方たちにも勧めてくださり、お友達もここいらご指名でリピート購入してくださっています。
今回の件で、いろいろな考え方、様々な立場の方の意見がネット上にあがっている中で、改めてここいらの想いをお伝えします。
何を選ぶか
マグちゃんだけでは「落ちない」という声もありました。では、何を使ったら落ちるのでしょうか。そもそも落ちるとは、なにを基準に落ちるという判断をしていますか。
- 蛍光剤や強力な漂白剤や洗剤で真っ白にすること
- 石けん洗剤で泥汚れもスッキリ洗い上げること
- 香料系のニオイを落とすこと
真っ白にする事はそれほど重要でしょうか? 毎日使うモノの、使った後のことを考えて使ってみませんか?
汚れを落として、キレイに洗ったはずの洋服なのに、肌が荒れる、アトピー、洋服そのものが辛くて着られない、それを使った人が近くにいるだけで具合が悪くなる、それを使って洗ったモノが家にあるだけで寝込んでしまう、隣の家の洗濯物で体調を崩してしまう、それはごく一部の特別な人だけの問題なのでしょうか。
いいえ、化学物質過敏症は誰にでも起こりうる病気です。この数年で化学物質過敏症を発症し、ここいらに相談電話してくる方が3倍近く増えました。聞くとほとんどの方が、今まで何も考えずに強い合成洗剤や柔軟剤、防虫剤、消臭剤を使ってきて、ある日突然に化学物質過敏症を発症しています。そして、自分のお気に入りや思い出のつまった洋服やモノが使えないどころか、家にあるだけで辛くなるのですべて処分せざるをえず、この先どうやって暮らしていったらよいのか途方にくれています。
私もそうでした。20年前は当時日本で販売されてない海外の強烈な柔軟剤をわざわざ輸入雑貨店で購入して使っていました。はい、そうしてある日突然化学物質過敏症を発症して、たくさん泣いて、まわりの人にたくさん助けてもらい、たくさん迷惑もかけました。
回復した今だから言えることもありますが、今も苦しんでいるCSさんたちがたくさんいること、ここいらに泣きながら電話をしてくる方、死にたいと訴えてくる方の話を聞くたびに心が痛みます。
強い洗剤や柔軟剤が好きで、大丈夫な人が大多数なのかもしれないけれど、少なくてもそれで体を壊す人がいるモノを使い続けること、使った後、どこに流れてどうなるのか、もう一度立ち止まって考えてみませんか?
自分の洋服や家をピカピカにして、一番大きな家の地球を汚してはいませんか?
何のために? 代わりに負担が少ない物は本当にありませんか?
マグちゃん
強い洗剤がダメなら、石けんで洗えばいいのではという考えもあるでしょう。石けん洗剤はスッキリ洗い上がることを私も知っています。ただ、洗い方、水温、洗濯機や洗濯する物の状態によってかえって汚い脂をつけることにもなりかねず、洗い方を間違えると石けんの残留成分が酸化し独特のニオイや黄ばみの原因にもなります。
実は、その石けんの酸化臭に反応する化学物質過敏症の方も結構いるのです。様々な石けんを試して、ようやくこれならという石けんにたどりついたのが、ねば塾のしらかばシャンプーと白雪の詩です。
我が家でもしばらく夫の洗濯物は間違った方法の石けんで洗っていたため、独特の酸化臭が漂っていました。甥、姪に「○○おじちゃんのニオイ」と認定されてしまい、夫もTシャツを着るのが憂鬱に。いよいよ煮るしかないと思っていた矢先に、マグちゃんの生みの親、宮本社長との出会いがありました。
なんと、マグちゃんで○○おじちゃんのニオイが落ちたのです。その時のブログ記事はこちら(昔のブログを一括で取り込んでいますので当時のリンクのためリンクは使えません、記事だけでお楽しみ下さい。)
香料系のニオイ落としに大活躍の竹の湧泉すら使えずに、マグちゃんしか使えないという化学物質過敏症の方もいるのです。
マグちゃんの使い方は動画サイトやネットに出ていますが、ここいらでもマグちゃんの洗い方ポイントをお伝えしますね。
- 40℃くらいのお湯で20分撹拌させる(マグちゃんだけで15分撹拌させてから、洗濯物を入れて15分洗うといいですが、私は、使うエネルギーのことも考えて、洗濯物と一緒に20分撹拌させています)
- 20分つけ置きする(よく浸透させます)
- 使用量は3個から
- しばらく使わなかったら、酸化皮膜を取るためによくもむ
洗う前に、汚れやニオイが強いものは石けんや竹の湧泉、アルカリ剤などで予洗いをします。香料系のニオイ落としが必要なら、竹の湧泉につけ置き、泥汚れや靴下、袖口襟の汚れは白雪の詩で手洗いをしてよくよく濯ぎます。石けんとマグちゃんの併用は洗浄力が落ちるのでお勧めしません。後は、キレイな洗濯機で洗う、洗濯槽に洗濯物を詰めすぎない、絡まないように洗濯ネットを使うなどにも気をつけます。
今どきの洗濯機は、洗剤自動投入というものがあるそうですね。洗剤やモノだけに頼らないで、自分で洗い方、使い方を考えて選ぶことも忘れないようにしたいですね。
お料理でもご飯を炊くのは、フライパンより土鍋の方が美味しくできます。以前、田舎のお師匠さんのお宅でとれたたくさんのゴーヤの佃煮を作ろうとして、ゴーヤを入れすぎて水分が出てきて佃煮ではなくジャムになってしまったことがあります。(それを隣近所に配ってしまったという失態付き)
カレーを作った鍋を洗わないで、すまし汁を作ることはしないと思いますが、洗濯機も毎回汚れを拭き取っていますか?
自分で考えて、使い分けること、洗濯だけにかぎらず、すべてのことに繋がると思いました。
汚れと、ニオイの種類によって、洗い方や洗剤を使い分ける工夫をする。
今回の一件は、表示に対してメーカーが改めないといけないこともありましたが、何を選んで、どこで買い、どう使うか、使った後のことも考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。
私はネットでモノを購入するときの基準として、自分が使って体調を崩すものを売っている店では買わないようにしています。(そういう店ではニオイ移りもすごいので、、)
マグちゃんは、使い終わった後土に還せます。そういうモノを使いたいと思っています。