土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
冬の間凍っていた大地も春の雨でゆっくりと潤ってくるという七十二候。二十四節気の雨水、農事の準備を始める目安とされてきたそうです。ご無沙汰している畑に行きたくてうずうずしてきました。
週末は、3月、4月の陽気になるとか。一気に春を感じそうですね。
三寒四温を繰り返して、春がやってきます。
そろそろ花粉も飛び始めているようで、花粉症の人たちには辛い季節の到来。
ちなみに、私は花粉症予備軍くらいでその季節になるとクシャミを数回する程度だったのですが、化学物質過敏症を発症した年に本格的な花粉症というものを数日だけ経験しました。
昔から薬で蕁麻疹などの副作用が出ることがあったので、薬に頼る前に、食品やハーブ、サプリを試してから、最終手段で薬という選択をしています。花粉症にはタイムとセージのお茶がよいと聞いて、即日ハーブティー専門店で揃えて数日飲んだらびっくりするくらいに治まって、それ以来、花粉症の症状は出てこなくなりました。
ところがっ、「花粉症が治って、過敏症になりましたぁ笑」
と、ダジャレっぽく言うフレーズが好きなのですが、すべりまくりで、聞いた人の反応に困らせています。
梅の花、桃の花、そして桜と今年も花たちは楽しませてくれますね。
第一大根湯
風邪かな?と思ったら、今までは葛湯を飲んでいたのですが、本葛はお値段が素敵すぎるので、この数年はもっぱら第一大根湯を飲んでいます。
第一大根湯は熱いうちに飲んで、すぐにお布団に入ってください。発汗して、翌朝スッキリです。風邪のひきはじめだけでなく、食べ過ぎ、寝付けない時、頭痛、便秘や胃腸が弱っている時、利尿、動物性タンパク質やニコチンの解毒・分解にも。
自然治癒力を引き出してくれる民間療法の中でも一番活用しているものが、第一大根湯。大根は皮や根の部分にイソチオシアネートがたくさん含まれているので、皮付きの先端を使うといいです。(ゲゲッ!大根にポリウレタンの成分っ??と思ったそこのCSさん、イソシアネートじゃないですよー あ、私だけ?)
材料はかんたん。お料理しない、という人でもできちゃいますよ。
- 大根おろし 大さじ1~3
- 生姜おろし 小さじ1
- 醤油 小さじ1~2
- 熱々の番茶、またはお湯1~2カップ
それぞれの量は美味しいと思う量でよいです。アミノ酸などの化学調味料が入ってなくて、本醸造されたお醤油がポイントです。目安としてわかりやすいのは、瓶にはいっているお醤油。そして、お醤油だけでなく、いちいち裏をみて原材料表示を確認する癖をつけることをお勧めします。
風邪をひいた時などは食べずに水分とって塩なめて寝ているのが一番です。よく栄養をとらなくちゃと言われますが、胃の中のものを消化するのにエネルギーを使い果たし、体の回復に使うエネルギーが残らない、のではないかというのが私の持論です。
巷で流行っている、16時間断食も(夜ご飯から翌日のご飯までの間を16時間あけること)、エネルギーを体の回復に使うために食べないということなのかなと思います。
虫刺されにドクダミチンキとか、民間療法的なものは我が家では私くらいしか活用してないのですが、第一大根湯に限っては夫も義母も「飲みますかー?」って聞くと、「いらない」という日はないほど一家揃ってのお気に入り。
あまりいいからといって、毎日飲むのではなく、あくまでもお薬としての位置づけでいます。発汗効果が強いので、虚弱な方や、体力が落ちている時、心臓病の人は飲まない方がよいそうです。
回復するために、今の自分にできることを、希望を捨てずに続けてください。
ここいらは、化学物質過敏症で苦しんでいる人たちの応援隊長であり続けたいと思っています。そんなの知ってるよーって思う記事も出てくると思いますが、発症したてのCSさんにもわかりやすいお役立ちブログ目指して、発信し続けたいです。
タグも整理したいな、、