梱包方法選べます

ここいらでは、化学物質過敏症の方が安心してお買い物できるように、梱包方法を選んでいただくことができます。ご注文時に何も選択しないと環境に配慮した「リサイクルダンボール使用、商品にビニールを包まない」になります。

今より体調が悪かった頃、配送時などのニオイ移りで困った経験もあり、以前は、デフォルトで商品はビニール袋に包んでいました。

化学物質過敏症はエコのようでいて、実はエコではないと言っていた方の言葉を、時々思い出します。合成洗剤や殺虫剤など使えないから、エコだ!と思いきや、そうじゃないんですよね。

確かに外から戻ったらすぐに風呂、洋服や帽子は1回こっきりで洗濯、香料系など苦手物質がくっついてきちゃったら、予洗い、つけ置き、本洗いと、これでもかというくらい洗い、アライグマもびっくりするくらい水を使って洗濯します。

荷物にニオイ移りすると困るから、なんでもかんでもビニールで包まないと、自分がやられちゃいます。すべての物をOPP袋に入れている方もいます。外出して人がたくさんいる場所に行ったら、柔軟剤、防虫剤、抗菌剤、今ではアルコール消毒や次亜塩素酸、様々な辛い物質が自分の洋服、体、荷物にくっついて辛くなるのです。

「新人CSさんへ」ポリプロピレンの柔らかい袋より、透明感のあるパリっとしたOPP袋の方がニオイ移りは少ないですよ~

配送時のニオイ移りにとても苦労されている方には、新品段ボール使用・商品と外箱をビニール梱包するを選んでいただけます。ビニールを多用してはいますが、ここいらは、必要としている方に必要なコトとモノをお届けしたいのです。

今の状態で満足するのではなく、その時、その時の自分にできることをやり続けることが大切だと思い、お客様にはご不便かけますが、梱包方法は毎回選んでいただくことになっています。リサイクルダンボール、ビニールなしでも大丈夫という頼もしいCSさんも大歓迎、その時の体調で決めていただけると嬉しいです。

竹の湧泉を購入してくださる方は、化学物質過敏症の方が多いので、環境に配慮した梱包方法の方に念のため発送前に確認すると「忘れていました」という方がちらほら。中には大丈夫ですという方もいらっしゃるので、基本そのまま発送していますが、ニオイ移りをできるだけ防ぎたい方はご注文時に忘れずに梱包方法を指定してくださいね。

ここいらでは、ダンボールにこのようなお願い用紙を貼っています。

また、ダンボールが苦手な方に紙袋での発送や、ガムテープを箱の両脇にも留めて欲しいなど、できるかぎりご要望に応えますので、ご注文時にお知らせ下さいね。

梱包方法について、詳しくはこちら をどうぞ。

雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)

今日は中秋の名月。関東地方もきれいな月がみえましたね。

このところ、ここいらブログを更新できないでいるので、写真だけでもとインスタとツイッターをはじめたのですが、そちらも更新できずという中途半端な状態になってしまい、にっちもさっちもどうにも状態です。

フォローしている人たちは素敵な写真や、センスよい写真をアップしているのに、私のセンスのかけらもない投稿をみるとどよーんとしてしまい、ますます遠のいてしまうという、、そして、アカウント名は「ここいら きみ」とここいらを全面に出しているのに、ここいらのお客様は誰も知らないという事実。

ここいらブログに載せている写真は、夫が大きなカメラで撮ってくれているのですよ。

決める

ここいらに連絡くださる方たちから「ブログみています」と言われるたびに、有頂天になってテンションあがりよーーし更新するぞーっとやる気になるのですが、そのまま脳内更新に・・・

ブログネタを脳内更新したまま安心して脳内から消えてしまうため、最近は書き留めておくことをしています。そして、どこかでみた共感できる記事、ゆっくり読み直したい記事、人にシェアしたいなという記事なども、留めています。

人様の記事はそっくりそのまま移すと著作権の問題があるので、自分の中にいったん落とし込んで、かみ砕いたものをたまにシェアしたいと思います。今日は最後にその中からひとつ選んだものを綴ります。

散歩道の彼岸花

発症してまだ間もない方や、発症後数年で立ち止まっている方たちに「回復すると決めてください」と伝えています。自己免疫力を回復させる、維持するということは、CSにかぎらず生きていく中で誰にでも必要なことです。

そして、最近では環境と体を整えるだけでなく、メンタルを整えることの大切さを力説しています。回復するという自分の強い意志が欠かせないと思うのです。

決心は意志の力を使い、「治りたい願望」とは違います。自分の心と言動を一致させることによって、回復させるための行動を自分が主になることができるようになります。人に頼らず、自分の心身を自分で整えるのです。

残念ながらどんなに強く思っても回復できずに、病に苦しむ方もいるでしょうが、私には「回復する」という強い意志が大きな支えと転機になりました。

さらに、昨年から大病を患い闘病中の親友が生きるという強い意志と力を見せてくれています。ストレスをためず、自分のご機嫌は自分でとることを上手にこなしている彼女は、さすがプロのメンタリスト、すごいです。

自分は回復する

自分の心身は、自分で整える。回復すると決めることはどんな療法にも勝る大きな第一歩です。

なーんて言いながら、回復した今でも、しんどい時は「あー辛い、疲れがぬけない、しんどい、今日は起きられない」とおんじょうこいています。(おんじょうこき=長野の方言で、ささいなことですぐに弱音を吐くということ。) 健康な人にも体調に波がありますよね。で、ちょっとしんどいと大騒ぎなわけで。

本当にしんどかった時の自分がみたら、今のしんどさなんて健やかそのものなんだけどね。あの頃に逆戻りはしたくない、あの時の苦しさを味わいたくないという恐怖感が、しんどさを倍増させているのかもしれませんね。

そんな時は、おんじょうこいてばかりいないで、自分で自分を整える。回復するためのお手当の引出をたくさん増やしておきましょう。最近の私は、亜鉛たっぷりの牡蠣とツボ押しがお気に入り。しばらく控えていたカフェインもお昼頃までの時間限定で、抹茶も再開しました。抹茶には亜鉛がたくさんあると、とてもお世話になった方から教えてもらったのです。飲み過ぎると夜ギンギンになっちゃうので、1杯だけのお楽しみに。

CSさんからの相談電話やメールで「いつもありがとうございます」と言われるのですが、発症したての方に発症歴14年の先輩がドヤ顔で伝えているように見えるけれど、実はその電話やメールは、自分を振り返り、再認識して、学びなおすため、自分の細胞と脳に教え直してあげる機会をもらっているのです。

私の方こそ、ありがとうございます、なのです。これからも、私のために相談電話やメールをください (違)

もっと頻繁にブログ更新すると強く決めて欲しいよね・・・ボソ