土用入り
連日暑い日が続きますね。関東も梅雨があけて、夏の土用入りです。
体温より熱い気温でまいってしまいますが、過敏症の大先輩の「夏は天然のサウナ」という言葉を思い出して、汗をかく=体内の化学物質を汗で出してくれるありがたい季節到来!と思い、どんよりな気持ちをもちあげています。
土用は季節の変わり目に18日間あり、胃腸をいたわりケアが必要な季節。消化のよいものをよく噛んで食べる、冷たいものをとらない、食べ過ぎない (あっー 今日食べすぎてしまった・・・) 土用のはじまりの頃に、ちゃんと肚を温めてあげるなどのケアが大切だと昨日聞いた土用の養生の話で言っていたので、このところ暑くて脱いでいた腹まきをセットして、バイトにも薄手のレッグウォーマーを着けて行きました。
暑くて靴下ははけないので、せめて足首を冷やさないようにしないとね。
土用のことは、冨貴工房の冨田貴史さん著の暦のススメにも載っています。暦、季節、太陽と地球、そして人の体、腸内細菌まで、すべてはつながっています。土用の過ごし方から、お勧めの食材など薄い冊子にぎっしりつまっている、冨貴工房の冨田貴史さんが、魂をこめて書き下ろしたブックレットです。
おやすみ前に、季節の変わり目に、何度も何度も読み返して欲しい、ここいらお勧めのこの本は永久保存版です。近日中に新作も取り扱う予定です。お楽しみに~
最近、時間がとれずにお気に入りの散歩コースに行けず、近所でパパッとすませているウォーキング。
ブログの下書きを季節外れの公開
久しぶりのブログ更新は下書きに上書きをしながら書いていたら、「あれ?この記事公開してないかも??」と混乱してしまうくらい、ご無沙汰してしまい、こーゆうことに詳しい夫に発狂しながら(逆ギレ?) 公開してないことを確認してもらい、逆ギレしたことを後悔。(だ、、ダジャレ?)
2021年の秋に脳内更新したブログ記事の農家さんの話はどうしても伝えたいことだったので、少し新しい情報を足してこのまま載せることにします。(記事を考えるのがめんどくさくなったとか、そーいうんじゃないよねっ)
ということで、ここから季節は2021年の秋へ~
相変わらずののんびり更新で、気がつくと立冬が過ぎ小雪の次候になっていました。10月はとても忙しくいつもの公園で散歩する時間もとれず、近所をサクッと歩く程度だったのですが、昨日は久しぶりのお散歩コースを堪能しました。(公園でラジオ体操もしちゃったよ)
今年は気温が温かったせいか、紅葉する前に枯れている葉が多く、真っ赤というよりは赤黒い葉が目立ちました。毎年決まったように咲いたり、色づいたりするものなんてなく、自然は人間の都合どうりにはいかないのですね。
長年自然栽培でお米を作っているお米農家さんは、患者会にはるばるお話しに来てくださったり、お米を送って下さる時にいつも手書きのお便りを書いてくれるとても温かい方です。311の時はとても悲しみ、怒り、それでも「まけるまい(負ける米)」と全国を渡り歩き、稲作をしながら日本の米作りを支える活動をしていらっしゃいます。
今年の夏のお便りがとても感動したので皆さんにもおすそ分けしますね。
『おかげさまで稲の若苗も順調に根付き、分けつ最盛期にはいっています。百姓のだいごみです。自分で種をまき、成育の過程を実感し収穫まで手がけた作物には常に「さァーがんばってな」と声かけてます。毎年の気候の変化で成育が変化するのはあたりまえです。百姓は何年になっても常に1年生なのです』
私が生まれる前から稲作をしている方が、常に1年生と言うその謙虚さと自然に対する敬意が伝わり、じんわりジワジワと感動しました。
私といえば、たかだかまだ15年くらいのCS歴なのにCS1年生の方と同じ気持ちで接することができているのだろうかと自問してみると、、正直、自信ないです。
寛解した今だからみえる景色があることを伝えたい、希望を捨てないで欲しいという想いは、今も継続して苦しんでいる方たちにとってはしんどいのではないか、私にとっては回復に役だったことが全ての人に当てはまるわけはないのに、私の「正義」を押しつけていないか、寛解、回復した人との隔たりを感じさせてないか、などなどいろいろ考えさせられたお便りでした。
2023年夏の土用に戻る~
うん、いつも更新してない言い訳してるんだな、私。それにしても、こんなのらりくらりなブログに「ここいらブログのファンです」と言ってくださるお客様の器の広さといったら!ここいらブログを待つ器より、化学物質の許容量を広くできたらいいのにな。なんて思ったり。
寛解や回復は、器を広げること。広げたら多少くらっても余白があるのです。なんにでも余白は必要だね。「間がないと魔がさす、間がないのは間抜け」 と長野のお師匠さんと話してきたばかりの、間抜けな私でした。